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99/12/25 (Sat) ファンベルトが切れる

東宝日曜大工センターで買い物をし、成城の神戸屋でパンを買い、会社に向かう。この時点ですでに夕方。
成城から会社に向かうときには、線路沿いにある急坂を下ると、踏み切りにも引っかからずに早く着ける。
この坂はかなり急で、車2台がすれ違うのにぎりぎりの幅しかなく、しかも曲がりくねっていて、大きい車だと難儀する。
幸い私の車は小さく、またとても小回りが利くので、あまり苦労せずに通り抜けることができる。
坂を下り始めるときに減速し、ギアを1速にセットする。下り始めてすぐに、コンソールの警告灯がまとめて点灯する。更にハンドルを切ろうとして、あまりの重さに一瞬愕然とする。
「あ、エンジンが止まったな」と思ったが、タコメーターは動いている。ミッションがつながっているのでエンジンブレーキがかかっているせいかと考える。
とりあえず坂をほぼ下りきったところでニュートラルに入れてエンジンを掛け直す。オートマなので、エンストするとギアをニュートラルに入れて一度キーをアクセサリまで戻さないとセルが回らない。しかも後ろから後続車が迫っているので、走りながらやらなくてはいけない。
エンジンはかかった。アクセルを踏むとちゃんとタコメーターも反応している。しかしハンドルは重く、警告灯は点きっぱなし。
とりあえず、車を止められるところまで移動し、エンジンを掛け直したりするが、どうにもならない。点灯しているのはバッテリー充電、サイドブレーキ、ブレーキオイルの各警告灯。
しかたないので、会社まで移動して、近所の修理工場に修理を頼むことにする。パワステ車は、エンジンの動力補助がないと、パワステがついていない車以上にハンドルが重くなる。
喜多見商店街を抜け、もうじき世田谷通りに出る信号待ちで停まろうとした瞬間、「ボン」という音がして、ボンネットから湯気が吹き出す。
「げっ」
あわてて車を脇に寄せ、ハザードを出してエンジンを止める。一瞬ブローしたかと思ったが、どうやら単なる湯気のようだ。
ボンネットを開けると、ラジエーターキャップの安全弁から吹いたようだ。地面に大量にぶちまけられた液体も、クーラントのみでオイルは含んでいないようだ。
JAFを呼んでみてもらった。「あ〜、ベルトですね」エンジンルームから、外れたベルトとちぎれたベルトが出てきた。
会社までなら水を足せば自走できそうなので、水だけ足してもらって会社までたどり着く。
始業点検でベルトを見なさいというのは、こういうことなんだなと変に感心する。
結局、ベルトが切れたためにもう一本のベルトも噛み込んで外れ、オルタネータ、ウォーターポンプ、パワステの油圧ポンプが動かなくなったということらしい。
「もう廃車か?」と思っていたので、思ったより症状が軽くほっとする。それにしても時期が悪い。年末なので修理完了が年明けになってしまうかも。
仕方ないので電車で帰ったが、車なれしてしまうと電車は時間がかかるし寒いし、不便極まりない。
早急な車の復活を望む。


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